19世紀末〜20世紀初頭 フランスアンティーク コルネリー刺繍の大判チュールカーテン
¥59,800($381.09)
残り1点
International shipping available
19世紀末〜20世紀初頭頃
フランスアンティーク コットンチュールとモスリンアップリケのコルネリー刺繍カーテン
フランスより買い付けました、長さ約280cmに及ぶ大判のアンティークカーテンです。
上質なコットンチュールを土台に、薄く柔らかなモスリンを花びらや葉の形に重ね、その輪郭をコルネリー刺繍で描いた見事な一枚。
裾から右側にかけて、大輪の花々や葉、リボンのように絡み合う曲線が連なり、深いスカラップ状の縁取りを形づくっています。
中央には、細い蔓からこぼれ落ちるような小花や蕾が一面に散りばめられています。小さなモスリンが花びらのように浮かび上がり、光を通したときの表情は格別です。
コルネリー刺繍は、一針式の刺繍機を職人が手で導き、鎖状のステッチで文様を描く技法です。完全な手刺繍ではありませんが、図案に沿って生地を操る熟練を必要とする、手仕事性の高い機械刺繍です。
かつては、天井の高いフランスの邸宅やアパルトマンの窓辺を飾り、室内へ柔らかな光を招き入れていたのでしょう。風を受けるたび、床まで届く花々が静かに揺れる姿を想像させます。
右側には幅広い装飾縁があり、左側は無地の耳になっています。この左右非対称の構成から、本来は対になるカーテンの片方として仕立てられた可能性が高く、装飾縁を窓の中央へ向ける左側用のパネルだったと考えられます。
一枚でも十分な存在感があり、窓辺のカーテンをはじめ、天蓋や間仕切り、壁面を飾るレースパネル、撮影背景などにも美しくお使いいただけます。
上部は四重に折り返され、ポールや紐を通せる深いポケット仕立てです。現在は幅約82cmになるようプリーツが縫い留められていますが、縫い目を丁寧に外すことで、生地本来の幅約143cmまで広げられます。
【コンディション】
年代を考慮すると、全体の白さと刺繍の美しさがよく保たれたアンティークコンディションです。
繊細なチュール部分には、経年による小さなホールや網目の切れが所々にあり、写真掲載のやや大きなホールもございます。また、モスリンアップリケ周辺には、錆色から茶褐色の小さな点状のシミが数か所まとまって見られます。
洗浄・アイロン済みで、全体としては清潔感のある白色を保っています。古い繊細な布地のため、ホールや変色を含めてアンティークの特性としてご理解ください。ダメージ部分も掲載しておりますので、写真をよくご確認のうえご検討ください。
繊細な透け感、長さ約280cmの圧倒的な存在感、そして職人の手に導かれた花々。実用品でありながら、一枚の装飾芸術とも呼べるフランスアンティークです。
Size:
生地幅:約143cm
プリーツを寄せた上部幅:約82cm
長さ:約280cm
-
レビュー
(10)
- レビュー(10)
